システム科学専攻 機械システムコース

技術者倫理に基づき「ものづくり」を通じて
人と社会に貢献する機械系エンジニアを養成する。

科学技術の進歩にともない、機械システムに要求される学問分野は急速に拡大しつつあります。基礎科学としての数学、物理学はもちろん、材料、エネルギー、制御、情報システム、設計・加工などの基礎理論とともに、これらに基づく応用科学技術に関する知識も必要不可欠になってきています。機械システムコースでは、従来の機械技術はもとより、高度な機械システム工学の技術者および研究者の養成を目的として、今後の先進機械システムに対応できる幅広い分野の教育・研究を行います。

研究内容

計測・制御工学

  • 多体系の動力学と制御に関する研究
  • 2足歩行およびクローラ式移動機構に関する研究
  • 機械で巧緻な技能を発現する方法の研究

エネルギー学

  • 伝熱促進のための熱と流れに関する研究
  • 代替燃料の製造技術、エンジン性能評価、エンジン燃焼に関する研究

機械材料学

  • 固体材料における変形特性と力学的性質評価に関する研究
  • 時効硬化型Al合金の熱処理による微細組織変化と機械的性質に関する研究
  • 工業材料の衝撃応力-ひずみ特性評価と構成式によるモデル化
  • 機能性薄膜材料およびプラズマ表面処理に関する研究

機械設計・加工学

  • コンピュータによる設計・製造(CAD/CAM)に関する研究
  • 機械要素の高性能化ならびに機械装置の実用化に関する研究
  • 金属材料の高性能化・高機能化に関する研究
  • 加工処理による金属材料の特性および性質変化に関する研究

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